2010年、米フォーブス誌は当時の中国共産党中央委員会総書記、胡錦濤をその年の世界で最も権力のある人物の1位に選出した。
1950年6月、中華人民共和国土地改革法が公布され、土改が全国の農村で展開された。本来の趣旨は地主の土地を貧農に分配することであったが、実際の執行においては血なまぐさい暴力的な強奪の宴へと変貌し、多くの地主が土地を奪われて殺害された。学者による推計死亡者数は20万人から200万人の間である。
胡錦濤は日中戦争期の混乱の時代である1942年に江蘇省泰州で生まれた。7歳の時に母親を病気で亡くし、父親には養育能力がなかったため、彼と妹は叔母に預けられて育てられ、幼少期は戦乱と他人の庇護の下での困難な生活を耐え忍んだ。